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調べる癖を!!患者さんの内服薬を把握してアセスメントに役立てよう

看護師記事

患者さんの飲んでいる内服薬を把握できていますか?

高齢になると既往歴も増え、内服薬も多くなります。

数多く内服している薬を全て把握することは難しいことですが、あるポイントを押さえておくと今後のアセスメントで役立てることができます。

📌薬を覚えることが苦手

📌なぜ内服薬を把握することが必要なの?

といった看護師さんへ現役看護師の私が患者さんの内服薬についてポイントをお教えします。

内服薬を把握する上で押さえておきたいポイントとは

●患者さんの既往歴を知る

●飲んでいる理由を理解する

●薬には副作用や禁忌の食べ物がある

●高齢者の特徴を理解する

患者さんの既往歴を知る

患者さんがどんな病気を持っているのかを知ることでなぜ薬を飲んでいるのかを知ることができ、飲む必要があるということを理解できます。

逆にこの病気を持っているのに飲んでいない場合もあることに気づくことができます。

飲んでいる理由を理解する

なぜ飲む必要があるのか?といった疑問を常に持ち、主治医がなぜ処方したのかという診断を考える必要があります。

もし、考えても不明な場合は主治医に直接確認してもいいでしょう。

薬には副作用や禁忌の食べ物がある

薬は全てに副作用がつきものです。確率の高い副作用もあれば、まれな副作用もあります。

全ての副作用を覚えることも難しいため、薬には何かしらの副作用があるということを頭に入れておきましょう。

食べ物についてですが、降圧薬などではグレープフルーツが禁忌だったり、有名な内服薬ではワーファリンは納豆禁忌といったものです。

長年内服している方ですと理解していることもありますが、初めて処方されて内服する際は薬剤師から内服についいての説明を行ってもらう必要があります。

また、入院中は栄養課と連携しワーファリンを内服していることを事前に知らせることが重要です。

高齢者の特徴を理解する

高齢になると数多くの薬を内服していることがありますが、便秘や下痢、食思の低下などが出現した際は薬による副作用が出ていないか考える必要があります。

また、内服してすぐに効果は出にくく効果がないからと追加で内服を増やしてしまうと蓄積されたものが時間差で出てくることがあります。

眠剤などを例に上げると、蓄積していって覚醒状態が悪くなり昼夜逆転傾向になり生活リズムが狂うことに繋がります。

患者さんの状態を把握して、主治医へ内服薬の調整を行ってもらうことも看護師の役割になります。

症状別のアセスメント

便秘・下痢症状がある場合

患者さんが便秘や下痢症状で悩んでいるときは、下剤を内服していないか確認します。

内服していて便秘になっている場合は内服の量や内服薬の変更を考える必要があります。

また、下痢症状が続いているときは下剤を内服していないか確認し、飲んでいないのに下痢症状がある場合は主治医へ状態報告する必要があります。

高血圧や低血圧の場合

これも下剤と同様に高血圧で内服しているのに低い状態が続いているときは、内服薬が利きすぎているかんもしれません。主治医へ報告しましょう。

入院していると度々血圧を測ることがありますが、高値の場合は食後に降圧薬を内服しているかどうかを知り対処する必要があります。

低い場合も食後薬に降圧薬がないか確認し、主治医へ内服すべきかの確認が必要です。

出血傾向が強い場合

軽く腕や足をぶつけただけなのに皮膚の内出血が強く出る患者さんが居ます。

その際は抗凝固系の内服薬を飲んでいないか、既往歴に脳梗塞や心疾患がないか調べる必要があります。

抗凝固系の薬を飲んでいる場合は出血傾向になりやすいため、皮膚トラブルに注意です。また、採血や点滴後の止血も十分に行う必要があります。

傾眠傾向の場合

高齢になると生活のリズムが崩れて昼夜逆転になり、夜間入眠しないといった状態になりやすいです。

夜間入眠してもらおうと、追加で眠剤を飲ませてしまうと日中の覚醒状態が悪くなり食事や飲水が減り全身状態が悪くなってしまう場合があります。

また、長年服用していても眠剤が蓄積されて日中の覚醒状態が悪くなる場合もあります。

眠剤を内服しているかどうかの把握も重要なポイントになります。

血糖コントロールの必要がある場合

糖尿病で内服治療を行っている患者さんは食事の量も把握する必要があります。

糖尿病の内服薬は食前に内服するものがあるため、食思がないや食べれる状況ではないときに内服してしまうと低血糖を起こしてしまいます。

もし、内服したが食事量がほとんど摂れない場合は注意して観察し症状が出現した際は主治医へ報告しましょう。

他にも症状はありますが、現役で看護師をしていて上記の内容のことが多いです。

最終的に主治医の判断が必要になることがほとんどですが、報告する際に看護師のアセスメントも必要とされます。

患者さんが内服している薬を調べる癖をつけよう!!

メジャーな内服薬だとパッと見てわかるものありますが、今はジェネリックなどで色んな薬品名があります。

職場が変わると使用している薬品名も変わるため、常に薬の辞書で調べています。

何かわからないものは都度調べる癖をつけましょう!!

辞書をうまく使いこなすのも大変ですが、使いこなせると楽しくなりますよ。

辞書の中には単価が書いてあるものもありますし、細かいとこに目を向けて見てみると新たな発見があるかもしれません。

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患者さんが内服している薬を把握するためのまとめ

✅患者さんの既往歴を把握し、どんな薬を何の目的で飲んでいるかを理解する。

✅薬には全て副作用があり、どんなことに注意が必要なのかを知っておく。

✅薬を調べることで色んな情報を知ることができる。

内服薬も時には毒に変わることもあります。

そして、何が一番怖いかというと自分が飲ませた薬で患者さんの命に関わることが起こるかもしれないということです。

看護師は患者さんの全身状態を観察し看護することが役割です。

そのため、内服薬は患者さんを把握する上でアセスメントに必要な材料になるということです。

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