
ゴールデンウィークはどのようにお過ごしですか?
4月から新たに看護師として就職された方は、1か月間の緊張と疲労の蓄積を癒すことはできていますか?
長期お休みがあると、普段できないことをしようと思って夜更かしや暴飲暴食をしてしまう傾向があります。
5月というと、よく五月病という言葉を聞きます。
📌五月病って何?
📌五月病って誰でもなるの?
📌五月病ってなんでなるの?
といった疑問や予防法、解決策を説明していきます。
私のゴールデンウィークは3日間しかないので五月病にはならないと思いたいですが、久しぶりに3連休となるとやはり夜更かしをしてしまいます。
では、一緒に五月病について調べてみましょう!!
五月病とは

五月病とは、医学的には病名とされていません。
5月の大型連休後に憂鬱な気分になり、何となく仕事に行きたくない・体調が優れないなどの軽いうつ症状が見られることを言います。
五月病の原因は、ストレスや疲労によるものが多い。
五月病の症状
- 疲れやすい
- 頭痛
- 不眠
- だるい
- やる気が起きない
- 気分が落ち込む
- 何も興味が出ない
- 不安や焦りが大きい
五月病になりやすい人の特徴
- 几帳面で真面目
- 責任感が強い
- おとなしい
- 完璧主義
五月病の予防法
✅ストレスを発散する
適度な運動
趣味に集中する
✅規則正しい生活を心がける
早寝早起きを守り、夜更かしをしない。
食事は3食バランスのとれた食事をする。
✅一人で悩まないで表出する
悩みを抱えているときは、一人で悩まないで誰かに相談する。
セロトニンとは
セロトニンという物質は生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調整を整えてくれるものです。
総称してストレスに対して効果がある脳内物質と言われています。
⚠️感情や気分のコントロール
⚠️精神の安定
セロトニンを増やすには、アミノ酸のトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物を摂取することによって体内で生成することができます。
🍴アミノ酸のトリプトファンが多く含まれる食材
チーズ、豆腐、卵、牛乳、バナナ
🍴ビタミンB6が多く含まれる食材
レバー、マグロ、カツオ、ニンニク
🍴炭水化物はご飯、パン、麺類

🍌バナナにおいては、スパーフード的な存在でアミノ酸・ビタミンB6・炭水化物の3つを兼ね備えている食材になります。
六月病??
六月病があることを皆さんは知っていましたか?
私も五月病を調べている中で六月病があることを知りました。。
六月病とは、五月病の延長線上のようなもので、
6月は梅雨入りして、雨の日が多くなると憂鬱な気分になるのも一つの原因なのですが・・・
やはり原因は、ストレスと疲労によるものなのです。
五月病は一過性ではあるのですが、六月病は慢性的なもので症状が持続するものです。
症状は
- 不眠
- めまい
- 吐き気
- 食欲不振
このような症状が改善されず、持続することによってうつ病を発症し適応障害と繋がっててしまう可能性があります。
適応障害とは

適応障害とは、世界保健機構のガイドラインによると
『ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害さている状態』と定義されています。
厚生労働省では、
『ある特定の状況や出来事が、その人にとってとても辛く耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるもの。』
入社して3か月以内の離職者が多く見られるのは、この適応障害が原因です。
5月の連休で五月病になり、何かしらの変化を感じる
6月になっても症状は改善されずに持続し、出勤できなくなるといった流れになります。
適応障害は、その原因となっているストレス原を取り除いたり離れる状況で症状が改善されます。
その原因から離れられない状況の場合は、そのストレスが緩和すよう行動する必要があります。
うつ病と適応障害の違い
適応障害の場合は原因を取り除くと症状が改善されますが、うつ病の場合は四六時中症状が改善されない。
まとめ
今年の連休もあと2日で終わろうとしていますが、今からではもう遅いのでは?
と思いますが、今からでも遅くないです。
生活リズムが崩れている方は、今日からリズムを整えてバナナを食べることで予防することが可能です。
残りの休日をリラックスして過ごすことで、休み明けの仕事も前向きに効率が上がること間違いなしです!!
五月病を放っておくと6月には大変な取り返しのつかない状態になりかねないため、注意しましょう。
もし症状が改善されないときは、神経内科に受信し医師へ相談することをお勧めいたします。